森田教授は日本史学がご専門で、京都の歴史を始め多くの市の歴史編纂に携わっていらっしゃいます。前職が宇治市歴史資料館副館長という経歴の持ち主でもあります。平成15年4月からは学生部長に就任。学生の生活指導や、キャンパスの環境維持・改善、奨学金制度の見直しなど学生を主体としたキャンパス作りに努力奮闘中。
 著書『古代・中世くらしの文化』は日本的生活文化の起源がどこにあり、どのように変遷してきたかを主要遺跡や文献に基づいて考察されています。原始・古代の遺跡に見られる生活文化、平安期の貴族文化、鎌倉・室町期の遺跡や文献による公家・武家・庶民の生活文化・戦国期の文献や遺跡・絵画等に見られる日本的生活文化などを時代を追って解説されていて面白い本の一冊です。








 11月6日(木)、私は「鶏とフキと会議が大嫌い!」「ウィスキーを飲みながら煙草を吸って読書をするのが大好き!」「今日はデイリーヤマザキのサンドイッチ約400円がLunch」という松田浩志先生の研究室を訪ねた。
 学生は陰で先生を松っちゃん、松っつん、ヒロシと呼ぶ。私はヒロシ派。そんな風に呼ばれているけれど先生は偉大。少なくとも私の周りは皆、先生を尊敬している。
 先生の分野は“異文化間協働”を教え、“異文化間協働の実践の場”を計画し、海外研修の担当をしたりしている。
 先生の授業や海外研修に参加し、ヒロシマジックにかかる学生が後を絶たない。気付けば、松田族の一員に・・・。私もその一人である。
 先生は年に3〜4回、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、ネパールなどに学生を連れて出かけ、現地の人と触れ合い“異文化間協働とは?”を一緒に考えている。非常に忙しい先生である。私も一度、ミャンマー研修に参加し、貴重な体験をした。
 先生は、これから世界100ヶ所くらいに拠点をつくり、学生が個人で行っても異文化間協働体験ができるようなNet Workをつくりたいという、大きな夢を抱いている。
 「これや!!って思ったら、できるかなぁ〜と思わず、できる!って思ってトコトン行って!!」と、言っているヒロシが大好きっ!
 松田先生は学生に一番近い存在であり、一番遠くて追い越せない先生である。
 ヒロシは今日も、海外研修が学生の視野を広めるきっかけになって、生活のプラスになって欲しいと願い、研究室で煙草をふかしている。


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