森田教授は日本史学がご専門で、京都の歴史を始め多くの市の歴史編纂に携わっていらっしゃいます。前職が宇治市歴史資料館副館長という経歴の持ち主でもあります。平成15年4月からは学生部長に就任。学生の生活指導や、キャンパスの環境維持・改善、奨学金制度の見直しなど学生を主体としたキャンパス作りに努力奮闘中。
著書『古代・中世くらしの文化』は日本的生活文化の起源がどこにあり、どのように変遷してきたかを主要遺跡や文献に基づいて考察されています。原始・古代の遺跡に見られる生活文化、平安期の貴族文化、鎌倉・室町期の遺跡や文献による公家・武家・庶民の生活文化・戦国期の文献や遺跡・絵画等に見られる日本的生活文化などを時代を追って解説されていて面白い本の一冊です。
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