私たちは羽衣国際大学で勉強をしている、長田心吾と中田敦です。さて今回、研究室訪問ということで、斉藤努教授のスタジオの様子と内容をレポートしたいと思います。
 私たちは斎藤ゼミに所属しており、週一回の授業を楽しみにしています。これだけの機材の扱いを覚えるのは一苦労です(笑)。しかし、丁寧に教えてくれる久保田誠司先生のお陰で、少しずつではありますが、扱いを覚えるようになってきました。
 ここでは、番組がどのようにして作られるか、また、映像や音声の編集はどうするかを勉強します。私はギターをやっていて、個人的には音声の方に興味があります。今まで、番組の表側を見るばかりだったのですが、裏側を勉強することによって少しずつ、テレビの見方が変わってきました。
 次に、私たちの敬愛すべき、斎藤先生を紹介します(笑)。先生は、愛車のジャガーを駆り、忙しい日々を過しています。また、毎日放送で仕事をしていたキャリアもあり、非常に話し方がうまい! ついつい、引き込まれてしまいます。当然ですが様々な分野に対する造詣も深く、社会人の先輩としても、多大なことを吸収させてもらってます。
 機械のことを教えてくださる久保田先生はいつも笑顔で、楽しく教えてくれます。また、趣味も多彩で、若さあふれる先生です。
 斎藤ゼミで良かったと思える日々が続いています。また、自分の大学生活で、かけがえのない時間となるでしょう。
(記事作成:長田心吾)



冨田先生の研究室訪問記

 大阪女子短期大学の先生方の研究室は、正門から一番奥の林の緑が美しい図書館の三階にあります。入口の西側には鯉が泳ぐ池があり、三階にあがるとホテルの廊下のように両側に研究室が並んでいます。

富田典明先生
 先生の研究室をノックすると中からいつもの明るい返事がかえってきました。「失礼します」と扉を開けると、部屋の壁面に飾られた何枚かのロートレックやミューシャのポスターが迎えてくれます。中央には打ち合わせ用のデスク、窓側に先生の机があり、パソコンが乗っています。
 富田先生は、いろいろな科目を受け持たれているのですが、専門としていらっしゃるのはテキスタイルデザインなのです。テキスタイルというのは、衣服やインテリア関連の布のデザインのことです。どのような研究を行っていらっしゃるかというと、授業でも取り入れられているシステムジャガードでの織物を研究なさっています。システムジャガードとは、パソコンで描いたイラストなどを織物にする仕組みで、授業でもやっているように、生徒が描いた作品をある一定の処理をして電子ジャガード機で織り上げるものなのです。デザインしたものがすぐに出来上がるのが特色です。
 私も授業でやりましたが、自分のデザインしたものが織物になるのは感動的でした。最近では、モノトーンの写真がきれいに織り上がるように研究していらっしゃるようなのですが、なかなかうまくいかず、特に人物の顔の表現に困っていらっしゃるらしいです。
 まだまだ、先生のお話をお聞きしたいところなのですが、また研究室を訪問させていただくために次の機会に残しておこうと思いました。
 廊下に出ると今までにない新しい世界を知ったすがすがしい気持ちに満ちあふれていました。
1)研究室の壁に飾ってある先生の作品です。パァーっと部屋の中が楽しく明るくなります。 2)、3)、4)は生徒の作品です。


前のページに戻る  次のページ