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インターンシップ事業が開始しました。平成13年度より堺南大阪地域インターンシップ推進連絡協議会によって実施されてきた事業を引き継ぐ形でのスタートです。
5月より募集を開始し、6月には企業と学生のマッチング、受入れ企業の決定を行いました。学生たちは、8月から9月にかけて、企業や行政で2週間〜4週間の貴重な就業体験を行いました。受入れ先の開拓に関しては、堺市商工部商工支援課の多大なご協力をいただき、事業は順調に進みました。 |
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今年度のインターンシップ事業への参加大学は14大学・短期大学で、非会員大学の和歌山大学と堺女子短期大学の参加を含んでいます。参加した学生は73名にのぼりました。
インターンシップ事業への取り組みの姿勢を明確にするために、参加学生が一堂に会しての「インターンシップ合同オリエンテーション」を開催しました。オリエンテーションでは、受入れ企業、行政の代表の方に、学生の受入れにあたっての立場をそれぞれ明確に語っていただきました。受入れ企業の代表として、(株)スマートバリューの渋谷社長から、「受け入れる会社にも就業する学生にもメリットのあるインターンシップにしなければ意味がない」と学生たちにエールを送っていただきました。行政代表の堺市総務局人事部職員能力開発センターの戸奈所長代理は、「君たちは大学の看板を背負っていくことになる」と学生たちに自覚を促されました。続いて、昨年、インターンシップを経験した羽衣国際大学3回生の酒井隆広さん、プール学院大学短期大学部2回生の能勢昌代さんの2人が体験談を語ってくれました。インターンシップにおける体験が就職活動に生きていることや、仕事には表から見える面だけでなく、隠れている別の側面があることも分かったことが大きかったことなどを話してくれました。参加した学生たちが、インターンシップを自らの体験として、より身近に感じている様子が伺えました。
最後に、ビジネスマナー講習がありました。会場では大きな声で挨拶する学生の声が響き渡り、活発な講習風景が見られました。講習終了後、講師の谷山先生は、「これほど熱心に学生たちが参加してくれるとは」と、驚いた様子で感想を述べられていました。同じ大学の友だちと一緒に参加する普段の講習会と違い、ほどよい緊張感が積極性を引き出していたのかもしれません。
経済社会の変化に伴い、厳しさを増す雇用環境、企業から求められる人材像の変化など、大学を取り巻く就業環境も大きく変化しています。そうした中、インターンシップ事業は、各大学から関心の高い事業の1つとなっています。一方、産学官連携事業の柱となる事業の1つでもあり、今後一層活発な活動が期待されています。 |
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インターンシップにエントリーした動機は、今後のキャリアデザインを考える上で、役立てたいと思ったからです。そこで、この機会にしか体験することができない地方自治体にエントリーすることで、貴重な体験をしようと思いました。
今回、「キャリアデザインに繋がる学習」を研修目標とし、市役所の業務や社会のことなど、たくさんのことを学びました。是非、今後の大学生活で活かしていきたいと思います。
羽衣国際大学 産業社会学部
産業ビジネス学科 地域デザインコース3年 南野一利
研修先:阪南市役所事業部 都市整備課
研修期間:2週間 |
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私は3回生の夏休みにワークアカデミーという会社にインターンシップをしました。このインターンを通して実際の会社の様子、またそこで働いている人について少しかもしれませんが、知ることが出来たと思っています。今まで全く知らない世界を見れたり、それを実際自分が経験できた事は今後、就職活動をする時だけでなく一生の財産になると思います。とても良い経験が出来ました。これからもより多くの人にインターンシップ制度に参加して多くのものを得ていって欲しいと思います。
帝塚山学院大学 文学部
英語コミュニケーション学科3年 上原 範子 |
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