中長期計画について
南大阪地域大学コンソーシアムでは、2012年度から3カ年ごとの中期計画全3期からなる長期計画を作成し、「課題を発見し、改善できるミドルリーダー養成」を目指し、FD・SD事業を行っています。
長期計画共有の目標
- 自大学の課題を発見し、解決していくことのできるスキルを持ち、南大阪を代表する優秀なFDer(ファカルティーディベロッパー)、ミドルリーダーを育てる。
- FDerやミドルリーダーが個別に努力するだけでなく、大学間の垣根を越えた横のつながり(ネットワーク)を作る。
- 各大学の問題を、共通課題と個別課題に分類し、共通課題については協働しながら取り組むことのできる環境を整備する。
年度 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
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第1期気づき | 第2期改善 | 第3期仕組みづくり | |||||||
課題の構造化と共有 | 「学生」を「支援」する大学職員になるための戦略的SD〜学生の主体的な学びを支援する「仕事の仕方」〜 | 6年間の成果を生かしたミドルリーダー養成モデル講座づくり〜個人だけでなく、学生全体を見る視点を獲得し、実行しよう〜 |
※赤枠は今年度の段階を表しています
第1期中期計画
目的
- 大学のニーズを反映させ、大学間連携による効果的なFD・SD事業の推進をめざす。
- 自大学の課題を発見し、解決していくことのできるスキルを持ち、南大阪を代表する優秀なFDer(ファカルティーディベロッパー)、ミドルリーダーを育てる。
- FDerやミドルリーダーが個別に努力するだけでなく、大学間の垣根を越えた横のつながり(ネットワーク)を作る。
- 各大学の問題を、共通課題と個別課題に分類し、共通課題については協働しながら取り組むことのできる環境を整備する。
3カ年目標 気づき
- 効果的で効率的なFD・SDの実施
- 課題解決力のあるFDer・ミドルリーダーの育成
- ネットワークの構築
- 大学間の共通課題の整理
1年目(2012年度)
- 課題洗出し
2年目(2013年度)
- 課題を構造化するスキル獲得
- まずは身近なところで実践
3年目(2014年度)
- 今までの発表をベースに改善手法を共有
第2期中期計画
目的
- 第1期FD・SD中期実施計画の目標である「ミドルリーダー養成のためにプログラムづくりおよび共有化」を継承・発展させ、第1期の成果をふまえ、第2期実施計画を策定する。
- 第2期は、学生主体の仕事の仕方に転換するために、「「管理」から「学生支援 へと意識変革するための戦略的SD」をめざす<改善>期とする。
- 第1期で学んだ「課題を構造化」するスキルを活用し、職種・部署ごとに必要なスキル、注視する視点を検討・整理する。
- 個人に依拠するのではなく、仕組みとして仕事及び環境の整備の仕方について検討する。
- みんなでつくる「ミドルリーダー養成モデル講座」づくりにむけて、第1期、第2期で学んだ知識やスキルを整理する。
3カ年目標 改善
- 第1期を継承・発展させた効果的で効率的なFD・SDの実施。
- 「学生」を「支援」する大学職員になるための戦略的SDの実施。
- 職種・部署ごとに必要なスキル、注視する視点を検討・整理。
- 個人に依拠するのではなく、仕組みとしての整備の仕方の検討。
- 第3期のみんなでつくる「ミドルリーダー養成モデル講座」づくりにむけて、知識やスキルの整理。
1年目(2015年度)
- for the 学生
- 職員にとっての「学生支援」とは何かを考える
- 学生主体の仕事の仕方へ
2年目(2016年度)
- 職種・部署ごとに必要なスキル、注視する視点を検討・整理
- 「学生が担い手となる学生支援プログラム」の提案
3年目(2017年度)
- 個人に依拠するのではなく、仕組みとしての整備の仕方について検討
- モデルプログラム作りに向けて