−南大阪地域大学コンソーシアム シンボルマーク決定!−

 12月13日、大阪女子大学大会議室において、南大阪地域大学コンソーシアムシンボルマーク審査委員会が開催され、厳正な審査の結果最優秀賞1点、佳作3点が選出された。
 最優秀賞には三角形をシンプルにデザインした、大阪芸術大学一回生の阪本真弓さんの作品が選ばれた。
 今回は大阪芸術大学の他、大阪府立大学、大阪女子大学、大谷女子大学、帝塚山学院大学、千代田短期大学から30作品の応募があった。まず一次審査は専門委員のみで三点に絞られ、その後全審査員による二次審査へ移った。我々が最も重視したことは、南大阪地域大学コンソーシアムのシンボルマークとして相応しい作品であるかどうかということであった。二次審査の対象になった作品は、どれもオリジナリティーがあり将来性の見込まれる力作であった。最終的には、大学・地域社会・産業界との連携を正三角形に凝縮した阪本さんの作品に決定した。

南大阪地域大学コンソーシアム
シンボルマーク審査委員会
審査委員長 大阪芸術大学 新原祐二



<最優秀賞作品>  1点
氏名 作品 作品コンセプト

阪本 真弓

大阪芸術大学
芸術学部デザイン学科

1年

3つの黒い部分は、学校・地域社会・産業界という、それぞれ別の分野を意味します。2つの白い部分は、別の分野がつながりあうことで成長、発展していくという時間的な経過を表しています。そしてそれらが重なり合い、1つの大きな正三角形になっています。これは、3つの分野の結びつきと成長により、得た収穫、つまり発展の先にあるものを形にしているのです。

<佳  作>  3点
氏名 作品 作品コンセプト

坂田 加奈子

大阪女子大学大学院
社会人間学専攻


科目等履修生

3つの玉はそれぞれ産業(活発な印象のオレンジ)、大学(知的で落ち着いた印象の青)、地域社会(生命力と穏やかさを感じさせる印象の緑)をあらわしています。また、モノクロ時でも濃淡のはっきりでるデザインで、さらに場所にも意味があります。一番上の位置を占めているのが地域社会で、左の大きな玉は、今回要となっている大学を意味します。3つの玉は人という字を成し、Consortiumによって繋がっています。人とのつながりをベースに繋がるネットワークをあらわしました。
氏名 作品 作品コンセプト

定 綾香

大阪芸術大学
芸術学部デザイン学科

1年

このマークは、コンソーシアムの頭文字である「C」をモチーフとしており、Cをつながった輪のように配置することにより、大学と地域社会や産業界への連携・還元を表しました。グリーンは、社会の発展を表す色であり、南大阪地域の多くの自然に囲まれたすばらしい環境を示す色として使用しました。
氏名 作品 作品コンセプト

竹中 久詞

大阪芸術大学
芸術学部デザイン学科

1年

中央下にある円(=輪)はこの南大阪地域大学コンソーシアムの根源となる大学間のネットワークを表していて、そしてその両側にある円(輪)は地域社会・産業界を表現している。そしてそれらが連携しこれからの未来に向かって互いに協力し、進んでいくという意味を込め、それら全てを合わせて上へ向かうベクトル(矢印)で表現した。新しく発足するということで、曲線を限り無く少なくし、直線を使ってがっしりさせることで信頼性を出した。