南大阪の歩き方

平成20年度発表会

基調講演

「観風」と「ストロール」のすすめ「観光旅行」か「観風の旅」か 素顔の町をぶらぶら歩こう

染川 明義 
人間文化研究所 所長・企業組合 HUCA・C 代表理事・大阪NPOセンター理事

1952年生。大阪府東大阪市出身。NPO、住民自治、地域福祉等の政策と制度の研究と実践、行政企画の立案と実践。自治体、民間の文化、学術事業の企画と実践。まちづくり、まちおこし等、地域経済の活性化活動。古典芸能から現代芸術まで、幅広い分野の芸術活動。
社団法人 奈良まちづくりセンター理事、芸術文化総合研究センター所長、伝統と文化を考える会代表、国立国際日本文化研究センター共同研究員等を歴任。

著書(共著)「山岳信仰と日本人」(NTT出版)他。 調査研究書、雑誌等に執筆多数。

▲このページの先頭へ戻る

講評

石橋 克己  (財)大阪観光コンベンション協会 常務理事
1948年生 
1973年京都大学法学部卒業
同 年大阪府入庁
1996年商業観光課長
2000年財団法人 大阪府中小企業振興協会
2001年財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
2003年大阪府立中之島図書館
2005年大阪府環境情報センター
2007年財団法人 大阪観光コンベンション協会
 現在に至る

▲このページの先頭へ戻る

大阪府立大学チーム

対象地域
富田林(寺内町を中心とする)
概要

 寺内町とは、室町時代に浄土真宗などの仏教寺院を中心に形成された自治集落のことで、濠や土塁で囲まれるなど防御的性格を持ち、信者、商工業者等が集住していた。

 今回取り上げる富田林の寺内町は、京都興正寺別院を中心として発展した町で、室町時代の街並みが現在もよく保存されており、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。また近年は、市を挙げて景観保全にも取り組んでいると聞く。

 今回の調査では、寺内町の歴史的意義を学ぶとともに、現地に赴き、景観保全という取り組みが現在にもたらす意味と問題点について、検証する。また寺内町はその経済力を背景にさまざまな文芸活動も盛んであった。その点についても資料を確認しつつ、現地でもその様相を確かめる。

 それらの学習と調査を通して、既に多くの寺内町の歩き方が示されているが、学生の眼を通して、若者にも魅力ある点を探し出し、新たな視点からの歩き方を提言したい。

調査チーム
指導教員 人間社会学部 教授 山中 浩之、准教授 西田 正宏
参加学生
【人間社会学部】
朝田 美穂、岩本 真由子、木下 真智子、廣瀬 怜子、堺谷 拓也、西村 夏生、藤代 早織、吉田 花奈(2回生計8名)
岡田 彩、竹谷 亜樹、長澤 夏樹、沼波 珠里、丸山 かおり、今井 美帆、櫻田 和紀、新谷 悟司、平岡 里衣、森村 優子(3回生計10名)
山口 裕美、泉 侑里(4回生計2名)

▲このページの先頭へ戻る

羽衣国際大学チーム

対象地域
堺市旧市街地から旧堺港周辺地域・臨海埋立地に至る一帯
概要

 本プロジェクトの対象エリアのうち、堺市旧市街地では現在、歴史・文化資源を活用した都市観光政策が積極的に進められているが、他方でその地域を中心に西部の臨海埋立地まで、次世代型路面電車であるLRTの建設が予定されている。終点となる地域では、現在、シャープおよびその関連企業の建設が進んでいるほか、シネマコンプレックスや天然温泉などのレジャー施設がすでに立地をしている。

 また、LRTの沿線となる地域では、サッカーナショナルトレーニングセンターの整備が予定されているほか、堺旧港周辺地域では、再開発事業が計画されている。このように、本プロジェクトの対象エリアは近い将来、現在とは異なった姿になるであろう。

 そこで、これまでの「南大阪の歩き方」プロジェクトは「過去」と「現在」の視点から調査・研究されたものが多いが、本プロジェクトでは、上述した都市計画を踏まえ、変化し始めた当該地域を「未来」の視点から考察し、当該地域の望ましい姿を『未来予想図』として描きたい。

調査チーム
指導教員 主査:産業社会学部 准教授 棚山 研、教授 杉原 充志、准教授 小川 雅司
参加学生
【産業社会学部】
葛 愛陽(2回生計1名)
【人間生活学部】
近江 泰介(3回生計1名)
日下 昭宏(4回生計1名)

▲このページの先頭へ戻る

大阪芸術大学チーム

対象地域
:大阪府 藤井寺・土師ノ里・道明寺エリア
概要

 東高野街道(歴史街道)に基づく歴史空間の創出、歴史的町並みや歴史遺産を再発見し沿道住民と学生によるコラボレーション(ワークショップ)を行なう。

 地域資源の発掘・案内マップを作成し広く市民や訪れる観光客に歴史街道(東高野街道)を紹介する。

 東高野街道・道明寺40号線の沿道にかかる3つの自治会から各10名程度の地元住民、街の景観形成で重要なポイントとなる道明寺・道明寺天満宮関係者が参加。大阪芸術大学環境デザイン学科の教員がアドバイザーとして参加し、また同学科の学生も参加。地元を知り尽くした住民の方々とは少し異なる新たな視点から、学生ならではの参考プランを提案する。

具体的なデザイン(ストリートファニチャー)まで踏み込んだ計画案を作成し、スタディー模型、パネル等による作品発表を行い、広く社会に、街づくりの楽しさを紹介したい。

調査チーム
指導教員 環境デザイン学科 教授 壺井 勘也
参加学生
【芸術学部 環境デザイン学科】
藤田 康誉(4回生計1名)
石井 彩有里、昔 将得、河村 篤、横山 大、内海 佳織、山口 春郁、平田 真基、佐藤 崇、古川 努、池田 千穂、原 友里恵、牧野 綾乃、溝田 亮之進、吉田 賢登、小林 優希(3回生計15名)

▲このページの先頭へ戻る

堺東高等学校チーム

対象地域
伝統産業の発祥地である堺を中心とした南大阪エリア
概要

『堺の伝統産業のルーツを探って、そのPRを企画しよう!』

 堺には古くから継承された伝統産業(刃物、自転車、和ざらし、昆布、線香、敷物)が存在する。

 堺東高校で総合学習として継続している授業である堺学を実施する中で、堺の先人たちが築き上げてきた歴史的な資源・資産としてのものづくり、伝統産業のルーツを探り、学び、調査した成果を取りまとめPRとして企画し発信していくことを行う。さらに、企画する中で、堺のものづくり、特に伝統産業の現在が過去(ルーツ)とつながっていることを知り、それが未来へ広がっていく可能性を知ることができる。今回は6つある伝統産業のうち、刃物と和ざらしを高校生が選択し、PRを企画した。

 尚、上記を実践するために、体系的な思考学習、思考リテラシーの獲得を目指したキャリア教育プログラムを活用して実施している。

調査チーム
指導教員 国語科 教諭 北村 修治
参加学生
【サカイ・キョウカイチーム】
「堺、刃物の歴史」~ハモノのルーツと堺の歴史~
堀 光明、久井 清史(2年 計2名)
【堺っ娘チーム】
「堺はええさかい!浴衣でまちづくり」~ゆかたりずむ~
宮前 瑞希、大橋 千潤、知念 佑果(2年 計3名)

▲このページの先頭へ戻る