南大阪の歩き方

平成18年度発表会

基調講演

「3年経った国立大学法人化と和歌山大学の観光学部構想」

小畑 力人  国立大学法人和歌山大学理事・観光学部設置推進WG委員長
1947年生、大阪出身。立命館大学卒業。関西文理学院(予備校)進学指導部長を経て立命館大学へ。入試改革と「10万名入試」を達成するとともに、様々な大学改革の課題に取り組む。入試部長等歴任後、2004年4月1日、国立大学法人化の初日より国立和歌山大学に監事として赴任。2005年9月、理事就任。総務分野とともに観光学部の設置計画を推進している。

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講評

杉田 正明  (財)大阪観光コンベンション協会 理事(マーケティング本部長)
1950年生、神戸市出身、神戸市外国語大学英米学科卒業。
1972年に日本航空(株)入社。JALでは主に営業部門で勤務、関連会社役員、海外支店長を経て2003年4月より現職。
海外(南アフリカ、カナダ、スペイン)での12年の営業経験を活かし、外国人旅行者の大阪への誘致を主に担当。2007年度に海外からの大阪訪問者数を200万人にすることが当面の目標。

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大阪大谷大学チーム

「古市古墳群を歩く −羽曳野〜藤井寺−」

対象地域
大阪府藤井寺市・羽曳野市 古市古墳群
概要

今回,私たちは,藤井寺市・羽曳野市に所在する「古市古墳群」を踏査し,各古墳の現状を確認するとともに,それぞれの地理的立地や微地形についても実地に調査を行うことを目的とした。

古市古墳群は,伝応神陵古墳や伝仲津姫陵古墳,伝仲哀陵古墳,津堂城山古墳(陵墓参考地)など,200mを超える巨大古墳が密集する日本でも有数の古墳群である。その一方で,本古墳群にはそれ以外に多数の中小古墳が存在することはあまり知られていない。今回は,それらの中小古墳の実態をくまなく踏査することを通じて,当時の河内王権の縮図とも言われる古市古墳群の空間分布について考えることができた。また,古市古墳群には,巨大古墳の間に「古市大溝」と呼ばれる古墳時代の大灌漑用水が存在していたことが知られるが,その痕跡は現在でも地上で観察することができる。今回,古市古墳群を踏査する過程で,「古市大溝」の現状についても観察することができたのは得がたい経験であった。なお,今回の企画では,古市古墳群の歴史的意義を考えるばかりではなく,古墳の間近に住宅が迫っているような本古墳群の現状についても再認識する重要な機会でもあった。

調査チーム
指導教員犬木 努 (大阪大谷大学 文学部 助教授)
参加学生
大阪大谷大学 文学部 文化財学科(犬木ゼミ所属)
(3年) 清水あき美,根岸あかり,松岡 正子
(大学院) 近藤 麻美

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大阪府立大学チーム

「堺市内の歴史街道 −竹之内街道・熊野街道・西高野街道その他−」

対象地域
堺市
概要

堺市には,3本の歴史ある街道の分岐点がある。古代からの竹之内街道と,平安時代以降続いてきた熊野街道,高野街道である。それぞれの街道は,人々が往来するだけでなく,文化がそこを往来し,その地域に新たな文化を根付かせる,そういう役割も果たしている。

今回は,歴史的な側面からとらえられることの多い街道を,そこにまつわる文学との関わりでとらえてみたい。文学もまた,街道を舞台にして,往来し,新たな文学を生み出してきた。

熊野街道を例に取れば,有名な小栗判官照手姫には,熊野街道を土車に乗せられて多くの人の力によって湯の峰に向かう小栗の姿が描かれているし,また,信太狐の話は,熊野街道を往来する中ではぐくまれてきた物語である。また,高野街道ならかるかやの話が有名である。

古代の街道を文学の世界に思いをはせながら歩く,そういう道案内を心がけながら,分岐点から3方に伸びる街道の歩き方を考えてみる。

調査チーム
指導教員 乾 善彦 (大阪府立大学 人間社会学部 教授)
山中 浩之 (大阪府立大学 人間社会学部 教授)
西田 正宏 (大阪府立大学 人間社会学部 助教授)
参加学生
大阪女子大学 人文社会学部 日本語日本文学専攻 3年
梅田あゆみ,中川さやか,中村 有美,廣瀬 茉莉,松井真寿美,木本小百合,新谷 沙織,大原 玲子,渡辺 倫子,渡辺 朋子,垂水 沙保里,芦田 祐季

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和歌山大学チーム

「南大阪エリアから日帰りで楽しめる紀北のレジャースポット探索」

対象地域
泉佐野以南〜和歌山県北部
概要

「皆さんは和歌山に来たことがありますか。」

私たちは,何もないと思われがちな和歌山をもっと知っていただくため,そして南大阪コンソーシアムで唯一和歌山に立地するという立場を利用して,和歌山について紹介したいと思います。特に,関西空港を起点として世界遺産である高野山へ向かうルートの途中で見つけられるちょっと気になるスポット,その中でも美味しいものを中心に紹介したいと思います。

「観光」はさまざまなとらえ方がありますが,やはり経済学部に学ぶ学生としては,その土地の良さを知って,実際に足を運んでもらうことが一番だと考えます。なぜなら「観光」を盛り上げようとする雑誌,パンフレット,などの情報は多く存在しますが,いくら情報が多くても実際に遊びに行っていただかなければ,その土地はうるおわないからです。

そのため,この機会が,まず和歌山について知ってもらい,そして行ってみたいと感じてもらい,出向いていただけるきっかけとなればと期待しています。

調査チーム
指導教員大津 正和 (和歌山大学 経済学部 助教授)
参加学生
和歌山大学 経済学部 2年
稲田 晶子,稲田 慶人,楠部 一樹,高森麻由美,平野 博紀,細見 拓也,松田 直城,吉村 洸哉,中西 智子

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