南大阪の歩き方

平成17年度発表会

基調講演

「関西国際空港と南大阪」

黒川 芳朝  関西国際空港株式会社専務取締役
1942年生まれ。1966年大阪大学法学部卒業。
1966年4月大阪府採用
1984年4月大阪府企画部企画室参事
1987年5月大阪府企画部企画室総括参事
1989年4月大阪府企画調整部次長
1991年5月大阪府企画調整部企画室長
1992年4月大阪府部長級昇任
1994年11月大阪府理事(APEC閣僚会議担当)
1996年4月大阪府企画調整部長
1998年4月大阪府教育委員会教育長
2001年6月関西国際空港株式会社専務取締役
(現在に至る)

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講評

澤田 昭一  財団法人大阪観光コンベンション協会 情報発信チーム担当部長
1949年・土佐の生まれ。龍馬と同じ大平洋を見て育つ。
システムエンジニア、音楽講師&ジャズプレーヤー、広告&イベントプロデューサー、Webプランナーなど様々な「職」体験を経て現職に。
2004年国土交通省「外国人が快適に楽しめる街・大阪」事業 副座長
2005年経済産業省「おおさか・おいでやすプロジェクト」事業 チームリーダー

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阪南大学チーム (羽曳野市・柏原市)

「南河内 −ワインの里 羽曳野・柏原のワイナリーを旅する−」

対象地域
羽曳野市・柏原市
概要

生駒・葛城山系の西麓に広がる羽曳野丘陵は,府下有数の果樹栽培の地であり,それをベースとした地場産業が発展している。ワイン醸造もその一つである。かつてのような軒数はないが,それでも羽曳野市・柏原市には5軒のワイナリーが存在し,今日も生産を行なっている。その意味で南河内は,知られざるワインの里と言っても過言ではない。

そこで,我々の企画は,「南河内ワイナリーの旅」と銘打った。それぞれのワイナリーには特色がある。中には重要文化財に指定されている蔵もあるし,博物館を併設しワイン醸造の歴史を学ぶ場を提供しているところもある。従ってこの企画は,地場産業の歴史と現在を学ぶ産業観光の一面を持っている。と同時に,丘陵地帯に広がる果樹園を<見て><食べて><飲んで>楽しむ旅でもある。

大阪市域のベッドタウンとして宅地化が急速に進行する南大阪にあって南河内もその例外ではない。そこに息づく文化と産業を五感で実感する企画としたい。

調査チーム
指導教員谷口 廣之(阪南大学 国際コミュニケーション学部 教授)
参加学生
阪南大学 国際コミュニケーション学部
(3年) 中谷真由子,石倉 寛子,竹内 景子,細川 愛永
(2年) 上村 愛美,木路 彩夏

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大阪明浄大学チーム

「岸和田観光の現状と課題」

対象地域
岸和田((1)岸和田駅前商店街,(2)岸和田城・紀州街道(本町界隈),(3)久米田寺・久米田池付近,(4)牛滝温泉・いよやかの郷)
概要

岸和田市は,海・市街地・田園地帯・山があり,気候温暖,風光明媚なところである。泉南地域の中心都市で,商業,農林水産業が盛んであり,近年までは紡績業などの第二次産業も盛んであった。また,江戸期は,岸和田藩(岡部藩)の城下町であったが,岸和田城と紀州街道(本町界隈など一部)を除きその風情は失われている現在では,城下町というより“岸和田のだんじり”で全国に知られている。

大阪明浄大学チームは,韓国プサン市の新羅大学からの短期研修生5人も加えて岸和田駅前商店街,岸和田城・紀州街道(本町界隈),久米田寺・久米田池付近,牛滝温泉・いよやかの郷を対象にフィールドワークを行った。そして,日本人・中国人・韓国人の立場で,その観光魅力(「観る」「買う」「食べる」「泊まる」「憩う」「学ぶ」「回遊する」「参加する」「交流する」)を再発見し,(1)日本人観光客(公共交通機関利用者),(2)日本人観光客(自家用車利用者),(3)外国人観光客(バックパッカー),(4)外国人観光客(トランジット客)のためのおもしろマップの対象に分けて整理した。そのうち岸和田観光の中心である岸和田駅前商店街,岸和田城・紀州街道(本町界隈)のおもしろマップを作成し,「観光の世紀」における岸和田観光振興のための若干の提案をするものである。

調査チーム
指導教員中尾 清(大阪明浄大学 観光学部 教授)
参加学生
大阪明浄大学4回生
今矢真由美,姜 信英,北泉 知恵,北川真倫子,小林 嗣昌,佐藤 香織,芝川 麻美,住田 美和,野口あゆみ,全 京梅,沖村 明子,松尾 章子

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阪南大学チーム (南河内郡太子町)

「竹内街道の文化遺産 −太子町を歩いて−」

対象地域
大阪府南河内郡太子町
概要

《竹内街道》とは堺市から松原市南部・羽曳野市を経て,南河内郡〈太子町〉を通り,〈二上山〉の南にある竹内峠を越え奈良県旧当麻町長尾神社へ至る全長約30キロメートルの街道です。この街道は難波から飛鳥をつなぐ日本最古の官道であり,中国大陸の先進文化は,この街道によって古代飛鳥の地にもたらされ,シルクロードの終着点に飛鳥文化を開花させました。

私たちチームはこの竹内街道周辺の文化遺産を歩くにあたり,まず古の文化と現在が共存する街〈太子町〉を選びました。聖徳太子ゆかりの地として名付けられた〈太子町〉は,大阪府東南部に位置し,北に羽曳野市,西に富田林市,南に河南町,そして東に『万葉集』に「ふたかみやま」と詠われ,古代遺跡とともに四季折々の風景が楽しめる名峰〈二上山〉があります。

南河内には古墳の眠る街は多く,太子町もその一つです。一見,古墳以外に何もない街に思えるかも知れませんが,調査していくたびに,私達はこの街の持つ太古の浪漫と不思議な雰囲気に魅了されていきました。街や人は時代と共に変わってゆく。何世紀もの時代の流れに身を置きながら,変わることのない街の空気。その独特な雰囲気と空気を,今回の発表で少しでも感じてもらうことができたらと思います。

調査チーム
指導教員山本謙治(阪南大学 国際観光学科 教授)
参加学生 北野浩之(3回生 国際コミュニケーション学部 国際観光学科)
光岡 光(3回生 国際コミュニケーション学部 国際観光学科)
吉谷純宏(3回生 国際コミュニケーション学部 国際観光学科)
彦坂貴史(3回生 国際コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科)
松浦朗子(2回生 国際コミュニケーション学部 国際観光学科)
堀川智紗(2回生 国際コミュニケーション学部 国際観光学科)
前田枝里(2回生 国際コミュニケーション学部 国際観光学科)
堀井朝日(2回生 国際コミュニケーション学部 国際観光学科)

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大阪府立大学チーム

「ふとん太鼓の再興と地域の関わり −土塔町を事例として−」

対象地域
堺市土塔町・堺市中百舌鳥町
概要

百舌鳥八幡宮を中心とした古くからの祭礼の一つに月見祭でのふとん太鼓がある。

戦前は,旧堺市内には,35台あったふとん太鼓は,現在約3分の1程度しか復活を見ていないが,そのうち,百舌鳥八幡宮の月見祭に合わせて集結するのは,赤畑町・土師町・中百舌鳥町・梅北町・本町・陵南町・西之町・梅町の8台であった。

が,2003年に今回取り上げる土塔町が43年ぶりに復活した。今回の調査では,この土塔町のふとん太鼓再興に向けての地域の取り組みについて,運行委員会委員長や自治会の人に聞き取り調査を行い,地域の取り組みを調査する。

また,土塔町を一つの具体的な事例として,百舌鳥八幡宮が祭礼に果たす役割や地域とのかかわりついても考察し,合わせて百舌鳥八幡宮の見学を行い,宮司さんからふとん太鼓とのかかわりについて講義を聴く。

調査チーム
指導教員 山中 浩之(大阪府立大学 人間社会学部 教授)
乾 善彦(大阪府立大学 人間社会学部 教授)
西田 正宏(大阪府立大学 人間社会学部 助教授)
参加学生 梅田あゆみ(大阪女子大学 人文社会学部 日本語日本文学専攻 2回生)
中川さやか(大阪女子大学 人文社会学部 日本語日本文学専攻 2回生)
中村 有美(大阪女子大学 人文社会学部 日本語日本文学専攻 2回生)
廣瀬 茉莉(大阪女子大学 人文社会学部 日本語日本文学専攻 2回生)
松井真寿美(大阪女子大学 人文社会学部 日本語日本文学専攻 2回生)
江川 千里(大阪女子大学 人文社会学部 国際文化専攻 3回生)

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