2009.08.31更新
関空合宿における新型インフルエンザ対策について
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素は南大阪地域大学コンソーシアムの取組みに格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、今年も単位互換センター科目「キャリアと社会」(羽衣国際大学提供科目)が9月8日(火)から10日(木)にかけて2泊3日、ホテル日航関西空港にて実施されます。今年度は、教育ネットワーク中国との広域単位互換による参加者4名を加え、72名が本講座に参加する予定です。 一方、厚生労働省では、8月19日付け「新型インフルエンザ(A/H1N1)の流行入りを迎えるに当たって」というメッセージの中で、今後流行期に入ることへの予想が出されました。現状を鑑みると、合宿という1日中行動を共にする講座形態から、新型インフルエンザ流行による感染が懸念される状況にあります。
しかし、関空合宿は、今年度で4回目にあたり、学生たちの学びや社会に対する意識変化が大きく見られる学習効果の高い講座であり、参加学生も大変楽しみにしている講座でもあります。そこで、新型インフルエンザ感染の危惧はあるものの、関空合宿を実施することといたします。ついては、新型インフルエンザ対策について別紙のとおり対応し、万一の事態に備えるべく、本講座を担当する教員、職員が対応に当たる所存です。
学生を本講座に参加させておられる大学におかれましては、ご心配のことと存じますが、何卒、本講座の実施についてご理解、ご協力を賜わりたくお願い申し上げます。
以上
平成21年8月25日
平成21年度 関空合宿
新型インフルエンザの対応について
新型インフルエンザ感染対策について、合宿期間中、以下の通り対応いたします。
1.予防策
(1)問診票にて参加者の参加時の状況把握
- 参加者は、受付時に、「新型インフルエンザ問診票」に記入し、参加時の健康状況を自己申告する。
- 本問診票にて、自己申告された健康状態を把握し、参加者で感染が危惧される学生の有無をチェックする。
- 感染が危惧される学生については、個室に隔離し、ホテルと連携し医者に診察を依頼する。
- 感染していないことが確認された場合→体調をみて、参加を本人と相談の上参加を続けるかどうか決定する。
- 感染している場合→学生は医師と相談の上病院または帰宅させるとともに、所属大学へ報告する。
※感染した場合については、「2感染者が出た場合の対応」を参照。
(2)毎日の体調管理
- 参加者は、全員、毎朝、検温及び頭痛、せき、のどの痛みの有無の確認を行う。
- チームで責任者を決め、チームごとに毎日の体調管理を実施し、責任者は、チームメンバーの「体調管理票」をとりまとめ、提出することを義務づける。
(3)体調管理の重要性を認識させる
- 初日のオリエンテーション及び朝一番の講義の前に、体調が悪いのに無理したり、隠したりすることで感染の危険があることを知らせ、毎日の健康管理の重要性を学生に認識させる。
(4)予防薬等の用意
- 予防対策のために、うがい薬、手洗い用消毒液、マスク、体温計(チームに1つ)を用意する。
- 学生には、毎日、検温の実施、うがい、手洗いの慣行、咳が出た場合のマスクの着用を義務づける。
2.感染者が出た場合の対応
- 万一感染者が確認された場合は、感染者を個室に隔離する。
- 医者と相談し、帰宅させるか病院へ行くかを決める。
【医者及び病院】
近畿大学医学部関西国際空港クリニック(関空内24時間対応):072-456-7185
市立泉佐野病院(救急病院):072-469-3111(りんくうタウン) - 感染者が出た事実を、理事長、事務局長、大学連携教育プログラム委員会委員長、参加大学へ伝える。
- 理事長、事務局長、大学連携教育プログラム委員会委員長、センター科目責任者吉村先生(羽衣国際大学)と対応を検討。状況によっては、本講座の継続実施をどうするかについても検討。検討結果については、各大学へ報告し、ホームページにも対応策を掲載。
- 対応策について学生に伝え、ケアを行う。
3.その他
(1)ホテルとの事前打ち合わせ
万一の対応について、ホテルと事前調整を行う。
- 医者の対応について
- 隔離する場合の部屋の手当について
- 中止になった場合、キャンセル費用の対応について
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